AI機能
itc_katachanです。
最近、アラジンが利用者のイメージした人物の名前を当てる、というサイトが話題になっていますね。
iPhoneアプリになって一気に利用する人が増えたようですが、大勢の人たちが利用することでどんどんシステムが知識を覚えるというやり方もさることながら、その会社の自慢であるAI機能はたいしたものですね。
ケータイの予測変換やらデジカメのオートフォーカスやら、その人のクセを解析して「さあどうぞ」と提供する技術は気がついてみると相当なレベルにまで到達しています。
残念なことにこの機能、業務アプリケーションの世界では一歩も二歩も遅れており、いまだに「某ワープロソフトが勝手なことをするから体裁がガタガタになった!」なんて悲鳴がオフィスでよく聞かれますよね。
ゲームソフトでは「行くところまで行っている」感がありますが、そんなゲームソフトを開発している人たちに担当してもらったりしたらすごいことになるのではとよく思います。
たしかに、毎日毎日の業務で「ちょっと面白い」機能というものは、すぐに飽きてしまって邪魔になることがほとんどかと思われますが、ほんとうによくできたものなら楽しく、かつ、作業を合理化することができるのではないでしょうか。
昔、グラフィカルな画面がまだ珍しい頃、ある鉄道会社のシステムを見てびっくりしたことがあります。マウスで鉄道の絵を移動させることによって最適な時刻表を作るというものでした。
営業するうえでも、そういうちょっとした遊び心の要素があって、しかも使い続けて便利、というものは「つかみ」としてとても貴重です。
開発者の方々、ひとつよろしくお願いします。