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新しい技術、古い技術

10月14日に、学生時代の友人と朝からスーパーコンピュータ京の一般公開に行ってきました。
当日抽選の館内ツアーには惜しくも外れてしまいましたが研究展示されていたものに”VRで津波避難体験”というものがあり
気になったので参加してみました。
アミューズメント施設などのVRですと広い空間が必要ですが展示されていたものは腰周りを赤ちゃんの歩行器のような機械で固定し
とてもよく滑る靴とセンサー内臓の床を使うことで1M四方から出ることなく体の向きや足の動きを捉えてVR内を走り回れるものでした。
私はVR自体初めてでしたが、頭の動きに遅延することなく映像が動きVR内の歩道橋などを上がったりできるのはとても新鮮でした。

午後からは新神戸駅近くにある「竹中大工道具館」へ行きました。
これは竹中工務店さんが運営している企業博物館で日本唯一の大工道具をテーマに展示している施設です。
縄文時代に使われていた石斧などのレプリカや、実際にそれを使って木を切り倒す映像、何十種類もあるノミや鉋であったり、中国やヨーロッパで使われていた道具まで様々な展示があり、古くから伝わる技術を目の当たりにして2時間ちょっと居ても全然飽きず、むしろ時間が足りないくらいでした。

1日で最新技術と伝統技術の両方を体感して、とても刺激を受けました。
新しいものも古いものもそれぞれに魅力のようなものを感じどちらも大切にしなければいけないと思いました。