ずるい仕事術
『佐久間宣行のずるい仕事術』という本が売れているそうです。
発売5日で8万部突破。ビジネス書でこの実績はすごい事らしいです。
この「佐久間宣行」という人物を知ってますか?
現在はテレビプロデューサーという肩書で数年前まではテレビ東京のディレクターをされていました。
代表的な番組は「ゴットタン」とか「あちこちオードリー」とかです。
テレビ東京なので、関西では知らない人も多いと思いますが、私はYOUTUBEなどでよく見てましたし、オールナイトニッポンゼロでパーソナリティをされているので知っていました。
本の内容的には一般的な上司が部下に言っている事と同じような事が書いているらしいです。
「ずるい仕事術」と銘打っているけれど、本当に基本的な正攻法のことが書かれています。
例えば
・正論を吐くと嫌われる。言い方に気をつけよう
・企画書には自分の「言いたいこと」よりも、相手が「知りたいこと」を書く
・人によって態度を変えない
・絶対に陰口を言わない
・報連相(ほうれんそう)が大事
とか。
これは「佐久間さんだから相手もいう事を聞いたり関心を持たれるのでは」と思えてしまいます。
しかしこれは「佐久間さんがここまで行ってきた人間性への信頼。」の結果ではないでしょうか。
・正論を言わず
・相手の知りたいことを考え
・人によって態度を変えず
・陰口を言わず
・報連相をちゃんと怠らずにやってきた
から、培われた信頼なんだと思うようになりました。
佐久間さんのネームバリューで単純に『佐久間宣行の仕事術』でもある程度は売れたと思いますが、「ずるい」と一言入れる事で興味を引くのでこの辺りもずるいって思えてしまいます。
興味がある方は読んでみては如何でしょうか。