「2024年問題」
以前に「2025年問題」という話をスピーチしました。
これはゴルフの問題で団塊世代とよばれる年代が75歳以上になり、ゴルフ競技人口が減り、ゴルフ場が打撃を受けるという問題でした。
この問題はまだ2年先ですが、それよりも「2024年問題」というワードがありましたので、紹介したいと思います。
これはトラックドライバー不足で物流が滞る問題です、
昨年末、大雪でトラックが立ち往生して、コンビニやスーパーの棚から商品が無くなっている映像が流れたと思います。
2024年にはこのような状況が通常でも発生する地域が出てくるそうです。
それがトラック運送業界における「2024年問題」です。
トラックドライバーは全産業平均より約2割長く働いていると言われています。
2024年4月から自動車運転業務(トラックドライバー)の時間外労働の上限が罰則付きで年960時間になります。
それによって発生が予想される諸課題や影響を総称するのが「2024年問題」です。
多くのトラック運送事業者がこの規制をクリアするのが難しいという実態がわかっています。
また、対応できたとしても生産性・効率化を行わなければドライバー不足がより深刻化になります。
無人ドライバーでの対応も進められていますが、まだ先になりそうですし、鉄道輸送なども行われたりしていますが、最終はトラック輸送になります。
おそらく違反する会社も続々出てくるんだとは思います。
効率化も色々されていると思いますので、賃金を上げたりしない限りはなかなか難しい対応になるのではないかと思います。
最近は物資による値上げラッシュがありますが、来年は人件費の為の値上げがでてくるかもしれません。
注意してみていきたいと思います。