冬季のバッテリー事情
最近私の身の回りのことで、バッテリーに関するトラブルが2つほどありました。
スクーターのバッテリー上がりとノートPCのバッテリーが膨れ上がったことです。
冬になるとこうしたバッテリー関係のトラブルが多くなります。
寒くなるとスマホの充電の消費が早くなることは皆さん知っていますでしょうか。
これは低温下にあることで電圧が低くなり、電気の放電効率が落ちることが原因です。
バイクなどに乗ったことがある人だとわかりやすく、冬場の早朝にセルスターターがかかりにくいことなどはこうした理由からです。
結果的にバッテリーには過放電や過充電などが行われ、バッテリー本体の劣化が進行します。
バッテリーは通常に使用していても、バッテリー内でガスが発生しています。
しかし劣化が進んだバッテリー内ではこのガスが通常以上に発生することから結果としてバッテリーそのものが膨れ上がることになります。
スマホの充電などのために、モバイルバッテリーが必要な人もいるでしょう。
しかし同様に過充電や過放電が行われると、モバイルバッテリーも劣化が原因で膨れ上がります。
危ないのはこれが原因でショートが起こり、それが怪我や火災に結びつくことです。
普段使わないバッテリーなどは充電を繋いだままにはしないこと、また古いバッテリーや、必要の失くなったバッテリーなどは極力所持しないという選択を取ることも大事だと思います。
私は使わなくなったバッテリーなどは最寄りの家電量販店に引き渡しに行っています。
ちょっとしたことかもしれませんが大事にも繋がることがあるため、特に冬季のバッテリーの扱いには気をつけていきましょう。