eスポーツ専用レンタルスペース
eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)という言葉が何年か前にメディアに登場し使用されるようになってから、そこまで大きな話題になること自体は少ないかもしれませんが、徐々にプレイヤーは増えつつあり、それに伴った施設の方も増えていっております。
弊社オフィスの近くだと三宮や六甲道、そして今年に入ってからは明石や播磨町などにもeスポーツ用のレンタルスペース施設の営業が始まっています。
eスポーツレンタルスペースとはゲーム用のハイスペックパソコンが設置されており、そこに自分のアカウントでログインすることで自由に遊んでもらうといった施設になっております。
従来のパソコンを借りる施設との違いは、壁や仕切りなどがほとんどなく、自分がパソコンでどんなことをしているのか他のお客さんに見られること。
そのため一人で何か作業を行うというよりも、他のお客さんとのコミュニケーションに重点が置かれてあることだと思います。
どちらかというとゲームセンターをよりコアな層へと尖らせたような形の施設となっており、運用としてもお店やお客さんの企画をSNSで発信することで人が集まり、不特定多数で同じゲームを遊ぶという使われ方がメインとなります。
私も時々ですがプレイしているゲームのイベントがあると友人たちと参加します。
こちらはプレイしているゲームやイベントにもよりますが、主な客層は社会人となっており、参加するイベントによっては30代しかいないということもあります。
それはそれで面白いのですが、ゲームを遊ぶ層としては10代が一番多いはずなのに実際にイベントに参加するのは社会人ばかりとなっており、施設のイベント参加費は大体1500円前後となっていますが、学生にとっては安くないお金を払ってまで参加するユーザーは少ないのが実情です。
少し話は変わりますが先週に新しいps5(プレイステーション5)が発表され、それに伴い値段の改定が行われることが発表されました。
既存のps5は値上がりで7万円、ps5proだと価格は12万円からスタートとなっております。年々発売されるゲームソフトのハード側への要求スペックが高まっていくことで、それに合わせて遊ぶための本体価格も右肩上がりとなっています。
少々過剰な気もしますが、より良いゲームを作るために技術が進歩し、それに合わせてハードウェアの性能が上がること自体は自然なため仕方がないとも思います。
ただし初期投資の時点でお金がかかるもののため、昔のように気軽に遊びたいゲームで遊ぶこと自体が難しくなりつつあると考えられます。
話は変わりましたが、興味があるゲームがあった場合に高い本体を購入することはなくとも遊べるのがレンタルスペースです。
遊んでみたいゲームがあるが本体価格を考えると躊躇してしまう人や、そもそも事情があって家でゲームすることができない人など、何かの機会があれば利用してみるのも面白いかもしれません。