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アマゾンプライムビデオに広告導入

2025年4月8日から、アマゾンプライムビデオに広告が導入されました。
視聴の冒頭や途中に約30秒の広告が流れる仕様となり、月額380円を追加で支払えば非表示にできます。
しかし、既に料金を支払って利用している有料サービスに後から広告が追加されることに対して、利用者からは戸惑いや不満の声も上がっています。
アメリカでは「広告がないことを前提に契約していたのに、後から変更されるのは契約違反にあたる」として訴訟が起こされるなど、法的な議論にまで発展しています。
私自身もプライムビデオを利用しており、広告が流れるようになってからは多少の違和感を覚えました。
怒りを感じるほどではありませんが、物語に没入している途中で広告に遮られると、やはり興ざめする部分はあります。
ただ、サービスの仕様や価格の変更は、どの業種でも避けられない課題です。
提供側がどんな理由であれサービスを改定すれば、ユーザーにとってはマイナスの印象につながるのは当然のことです。
だからこそ、そうした変化をユーザーに受け入れてもらうためには、できるだけ早い段階での丁寧な告知や、変更の背景・意義、ネガティブな情報だけでなく同時にユーザーにとってのポジティブな情報も伝える姿勢が欠かせません。
今回Amazonは半年前から告知していた点では一定の配慮が見られましたが、今後はより一層、ユーザーに寄り添ったフォローが求められると感じました。