災害時のIT活用-IT産業ができること
1ヶ月ほど前になりますが、Amazonのウィッシュリスト(欲しい物リスト)をとても上手に活用して、
被災された人たちがウィッシュリストを作成
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それを見て、なにかで支援したいと思っている人たちがAmazonで購入
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現地に配達
というすばらしいアイデアがTwitterで提案され、すぐさま多くの人たちが協力して支援し、次々とそのリストの品物がリストから消えてゆく(つまり、必要としている場所に配達完了)という、すばらしいエピソードが話題になりました。
その「IT+アイデア+善意」にほんとうに感動しました。
また、いわゆる「オタク」と呼ばれる人たちが作ったシステムによって、人の所在情報やメッセージ、連絡方法などをインターネットから確認できるようになったある地域の様子をニュースで見ました。
システムを作った人たちがインタビューを受けている場面がまた感動的でした。
彼ら曰く、
「ぼくらには土方仕事はできないから、こんなことしかできないから…」 と。
照れながら笑っている「オタク」さんたちはほんとうにヒーローでした。
もはやITなくしては成り立たない社会ですが、役に立ちたいという気持ちを持っていさえすれば、さらなる活用法はいくらでもあると気づかせてくれた出来事でした。