AIでよみがえる歌声

先日放送されたＮＨＫスペシャルですが、「AIでよみがえる　美空ひばり」というのがありました。

コンピュータ音源からの音楽というと、「ボーカロイド」とか「初音ミク」が有名ですが、明らかにコンピュータから作成された声というのがわかります。
しかし、音声技術は進化して、本物そっくりな声も出せるようになってきています。
今回はＡＩに美空ひばりさんの言葉や歌を勉強させて新曲を披露するというものでした。

これまでの曲を勉強させて、そのまま歌う場合は本物そっくりに聞こえました。
ただ、新曲となるとやはりたどたどしくなり、聞くに堪えない歌声になっていました。
曲途中に語りの部分があり、その言い回し・感情表現も難しく、また抑揚などでも正しく表現できないところがありました。
そこから、さらにいろんな情報を勉強させて、最終的には本当に美空ひばりさんが歌っているようでした。
また。３Ｄ画像で歌っている姿も表示されて、観客に人たちには本物に見えたそうです。

本当に技術進歩・ＡＩの進歩はまだまだ急速に発展しそうだなと思いました。

ただ、その一方で技術進歩に対して法制度が追い付いてきていない印象が大きくなりました。