ランサムウェア:WANNACRYについて
5月に世間を賑わせているコンピューターウイルスがあります。
ランサムウェアと言われている身代金要求型ウイルスの「WannaCry:ワナクライ」です。
弊社ユーザーからも問い合わせが数件あったかと思います。
WannaCryの感染経路は主にメールです。
メールは「駐禁報告書」「保安検査」といった件名で誰もが心当たりがありそうな件名でくる為、添付ファイルを開いてしまうようで、開封した時点で感染します。
感染するとファイルが暗号化され、元に戻すことと引き換えに300ドルをビットコインで要求されます。
要求に応じない場合、3日後には要求金額が2倍となり、7日後には暗号化されたファイルが削除されます。
但し、要求通りに支払ったとしても、復旧は不可能だそうです。
個人PCに感染する可能性は少ないそうですが、対策は必要です。
感染の対策として、
1.ウイルス対策ソフトのインストール・アップデート
2.Windowsセキュリティアップデート
3.バックアップ
になります。
特にバックアップは今回の件に限らずにやっぱり重要だと思います。
弊社も特定フォルダを毎日バックアップしていますが、それだけでなく、数ヶ月単位でもバックアップを検討する必要があるのではないかと思います。
一番簡単な事ですが、バックアップの必要性を改めて感じました。