ペットにも気を遣った機能開発

大切なものをどこかに落としてしまったり忘れてしまったりということを防ぐために忘れ物防止タグというものがあります。
1月下旬に新しい忘れ物防止タグが日本で発売になったので紹介したいと思います。

その商品は「Wistiki（ウィスティキ）」という名称で、フランスで開発されました。
開発者は3人兄弟で「Wistiki」というのは3人が飼っている猫の名前だそうです。

開発のきっかけは、猫が家のあちらこちらに隠れることが多く動物病院に連れて行くときもなかなか見付からないことから居場所が分かるようにしたかったそうです。

スマホのアプリとBluetoothで接続されておりスマホからの操作でタグから音を出すことができます。
ペットに常時つけておくものですから、鳴らす音には特にこだわりできるだけびっくりしたりストレスを与えないように気をつけたそうです。

ペット用のみならず、忘れ物防止タグとしての機能も工夫されており、最後に通信した位置を記録して地図上に表示したり同じアプリを入れた人が忘れ物に付いたタグの近くを通ると匿名で持ち主に位置情報を送信したりできるようになっていて街中に利用者が多いほど忘れ物が見つけ易くなる仕組みになっています。

価格が少々高く、電池が交換できない点は改善の余地があると思いますがペットにまで気を遣ったコンセプトと、SNSに近い探し物の連携機能は以前からあるタグの付加価値として良いものじゃないかと思いました。