サービスの継続性について
先日、バーチャルYouTuber向けのアバター作成支援サービスが突然半年後にサービス終了することを告知して話題になっていました。
サービス終了に伴い、新規にアバターを作れなくなることはもちろん、作成済みのアバターについても使用できなくなることが明記されており、このサービスでアバターを作成してバーチャルYouTuber活動をされている方は引退するか期限内に別のサービスで似たアバターを作るしかなくなり、SNS等で紛糾しているようです。
我々IT業界でも、サービスを提供するにあたりクラウドサーバを利用したり他社のサービスを利用や連携をしながら開発を行っていますが、そのサービスが利用できなくなってしまうと共倒れでサービスの提供が困難になる可能性が十分にあると感じました。
サーバなどの基幹部分であれば代替サービスも見つけやすく移行もできそうですが、唯一無二な機能を持つサービスであったならサービス再開はなかなか難しくなります。
サービス提供企業の撤退だけでなく、自然災害等で前触れなくアクセスができなくなる場合もあります。
そういったサービスを継続するためのリスクもこれから考えていかなければならないのではないかと思いました。