電気で塩味を感じる
食品に金箔を貼り付け、そこを電極が付いた指サックで触れながら食事することで電極から流れる電気で塩味を感じられる研究が行われています。
食品に電気を流して塩味を感じさせる研究は以前からあったようで、手に持ったフォークやカップから電気を流す方式では電気の流れやすさが食品内の水分量に左右されるため、色々と条件が限られていたようです。
今回「金箔を貼りつけて電気回路にする」方法にしたことでクッキーなど水分の少ないものでも塩味を感じさせることができるようになるとのことです。
まだ課題はあるとは思いますが、この技術が一般的になれば、食事制限等で塩分量が制限されていても、しっかり塩味を感じて味気ない食事も改善されていくのかなと思いました。