ダークパターン

先日のテレビでアメリカ連邦取引委員会（日本では「公正取引委員会」）がアマゾンを訴えたというニュースがありました。
これはダークパターンと言われる手法で消費者をだましたというものです。
では、ダークパターンとは何か。
ダークパターンとは、悪意のあるインタフェースデザインパターンの一種で、エンドユーザーをだまし、意図または期待とは異なる行動を取らせ、インタフェースの提供者に利益を与えるものである。

今回のアマゾンに当てはめれば、商品購入の過程でプライム加入を促す案内を何度も表示するだけではなく、プライムに加入せずにアマゾンで商品を購入するオプションが見つけにくいものになっていたり、いくつかのケースでは、商品を購入するだけでプライム加入に同意したことになっていたという。

また、アマゾンプライムを退会する際にも、それを阻止する目的で手続きを故意に複雑にした「退会プロセス」を設けていたそうです。退会しますを６回も押さないといけなかったそうです。

最大手のアマゾンでもこんな事をしているのであれば、他の通販サイト等もダークパターン手法を使用していると思いますので、注意が必要だと思いました。