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BGM

スーパーなどのお店にいくと意識はしていませんが、BGMが流れています。
私も良く聞くフレーズなどがあればたまに口ずさんでたりします。

でも、ベビー・子供用品販売の西松屋の店舗ではBGMはなく無音だそうです。
2006年ごろまではBGMを流していたそうですが、店舗運営の利便性の向上や効率化のため、慣習になっていた業務が本当に必要かどうかの見直しをおこなったそうです。
その結果、「ワゴンセールの廃止」・「マネキン展示の廃止」などが行われました。

こうした取り組みの中で、店内BGMも見直しの対象になったそうです。
・「視察に行ったアメリカのチェーンストアではBGMはかかっていない」
・「音楽は人それぞれで好みがある。BGMがあると、かえって買い物の邪魔になるんじゃないか」
・「商品を選ぶのは耳よりも、目から入ってくる情報や商品にさわった感じの方が重要では?」
という事で、実際の店舗でテスト・分析してみた結果、売り上げ減や利用者からの苦情といった問題は生じなかったため、全国的に店内BGMを流さないことにしたそうです。

お客様からの反応は
・「欲しい商品が見つかるまで、じっくり落ち着いて買い物ができる」
・「ベビーカーで眠っている子どもと一緒に入店して、退店まで起こすことなく買い物を終えられた」
・「足音がよく聞こえるおかげで子どもが迷子になったり、曲がり角でよその子とぶつかったりする心配がなくなった」
こうした、子ども連れならではの反応もありました。
おおむね反応は好意的だそうです。

慣習にとらわれない対応は我々も一度考えてみても良いかもしれません。