疑問を調べる効能
疑問に持ったことを積極的に調べていくということを最近意識的に行っています。
仕事での疑問などは意識せずとも調べる習慣はできていますが、私が意識しているのは知らなくとも何も問題がない優先度が低い疑問についてです。
最近疑問に思ったことで一例をあげると、トレーニングをしている人たちは肉を食べて、高タンパクのプロテインを飲むことで体を作っています。一方でゴリラや馬は草食にも関わらず、筋肉量が非常に多いということに疑問に持ちました。
これは調べたところ、草食動物が食べる草や野菜などには肉よりも遥かに微量ですがタンパク質があり、肉食動物よりも長い時間をかけて大量に食べること。また草に潜む微生物をタンパク質やアミノ酸として栄養とする機能を持つからです。
その結果、肉食動物以上の筋肉を持っているとのことでした。
上記は取るに足らない雑学かもしれませんが、主体的に疑問を持ち、それを調べることによって記憶に定着しやすくなるのは科学的に証明されています。
また脳の海馬の働きでも、興味深い研究報告があります。
初めての場所に行った時、新しいものに出会った時、興味を持ったことを調べる時などに海馬からシータ波という脳波が出るそうです。
このシータ波は創造的なひらめきや、記憶力に深く関係があり、心身のリラクゼーションにも繋がります。
上記の草食動物の雑学などは人から聞いたとしても、直ぐ忘れてしまう内容でもあると思います。
ただ私自身にとっては意識的に調べた内容であるため、これを直ぐに忘れるということにはなりません。
何にでも興味を持つということは難しいと思います。
これは趣味嗜好の話になりますが、私はどうしても「スポーツ」に対して強い興味を持つことはできませんし、興味を持っていないものに対して主体的に動くことはできません。
手軽なところで、日常生活において調べるまでもないようなことでも、疑問に持ったことを検索してみるのはいかがでしょうか。
上記の雑学のような内容であっても調べてみると意外と楽しかったりしますし、脳の活性化にも繋がります。
普段は調べるまでもないようなこと、そんな疑問に対して調べてみるのはいかがでしょうか。