中国人技術者との交流
今、ITCの本社にITC中国法人から技術者が来ています。
忙しい開発業務の合間に一緒に食事をしたり、休日には関西の観光地を案内したりしています。
彼は独学で日本語の勉強をしていますが、まだ流暢には話せません。
また、こちら日本人の側も、中国に進出している会社として社員全員が中国語を話すことができても良さそうなものなのですが、実は一部を除きほとんど中国語がわかりません。
しかし、先日の台風の影響による土砂降りの中、大阪観光を決行したのですが、そのときの「やり遂げた」という満足感を共有してからというもの、不思議と意思が通じやすくなった気がします。
身振り手振りを交えながら、一語一語はっきりと、しかもとてもゆっくり、という口調での会話は相変わらずですが、さんざんコミュニケーションに挑戦したあげく全然違う意味になっていた、という最初の頃の状況より、少ない言葉でも「あ、今ちゃんと理解できたな」と思えることのほうが断然多くなりました。
その大阪観光のときは、とくに大阪城でほんとうに人がまばらで、あいにくの悪天候にも「日程の都合上」予定を変更できないのだろうという外国人観光客のグループがときどき一緒になる、という状況でしたが、ハングル、何種類かの中国語、英語、まったく何語かわからない激しい言葉、などが飛び交うなかで、やはり言葉や文化の違いを感じたものでした。
しかし、今は「なんとかなる」と思えます。
なかなか進まない中国語入門テキスト、「4つの基本声調」からようやくページが先に進みはじめました。